2024-01-01から1年間の記事一覧
ちょうど折り返し地点の年齢に達した。 過去を振り返りつつ、先々にも思いを馳せている。 過去は変えられない。振り返るのは同じ失敗を先々で繰り返さないためだ。 日本人の平均寿命は、男性で約81歳、女性で87歳とのこと。 あくまで平均であり、202…
本作はエピローグから始まる。おや?と思い、一番最初のページにいるのかを確認した。電子書籍だったため、まちがえて後ろの方のページをクリックしてしまったのかと思ったのだ。 本作は、連続殺人事件犯人逮捕の場面から始まる。時系列としては一番最後にく…
Kindleストアで販売中です。 KindleUnlimitedでなら無料で読めます。 「始まらない恋、終わらない想い」 片想いなど、切ない想いのラブストーリー四編を収録。 短いのでサクっと読めます。 始まらない恋、終わらない想い 作者:鈴木 泰 Amazon
怖い。読んでいるうちから背筋が寒かったが、読了後も恐怖感がぬぐえない。これこそホラー。どんな化け物より妖怪、幽霊より恐ろしいものは「人」と「人の心」。その恐ろしさを巧みに描いた傑作。 第6回本屋大賞、週刊文春ミステリーベスト10(2008年)1位…
庚申の日に更新する「庚申夜話」、投稿しました。 4年に一度やってくる2月29日。その日には28日と同じことをして過ごさなくてはらないという禁を破った「私」に何が起きたのか。 novel.daysneo.com
久々に「詩」を投稿しました。 「あいのうた」 あいすることは いたい うれしくて えがおになる おこったり…… novel.daysneo.com 全編ひらがな、最初の一文字を縦に読むとひらがな表になります。 時間がかかりましたが、書いている方は、ああでもない、こう…
エロティックでグロテスク、それでいてミステリー要素はしっかりとある。犯罪の陰に女あり。動機は色と欲。中国の「金瓶梅」に原案をとり、探偵役の応伯爵が謎解きに奔走する。「東西ミステリーベスト100」(文藝春秋、2012年)の「東=国内」編第3…
弁当屋に勤める花岡靖子は、復縁を迫る元夫、富樫慎二を誤って殺害してしまう。困惑する靖子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の石神哲哉という数学教師だった。果たして警察は靖子に迫るが、鉄壁のアリバイが捜査を阻む。石神はどんなトリックを用いたのか…
会話文の関西弁のリズムが心地良い。誰も傷つかず死なず、誘拐犯は読者には初めからわかっている。動機だとか、どう身代金をせしめるかが謎として横たわり、ページを繰る手をとめさせない。ただの誘拐ではない、「大誘拐」、タイトルにふさわしくスケールの…
二度の心中事件で二人の女性を死に追いやり、自身もまた死を遂げた歌人、苑田岳葉。彼が真に愛した女性は誰だったのか、その歌にこめられた思いとは。 戻り川心中 (光文社文庫) 作者:連城 三紀彦 光文社 Amazon 恐らくだが、苑田岳葉なる歌人のモデルは太宰…
その夏、僕は彼女に出会い、恋に落ちた―― 若い男女の青春、恋愛物語と思いきや、最後から2行目で驚愕の真実が発覚する。 「東西ミステリーベスト100」(文藝春秋、2012年)の「東=国内」編第74位。 以下、ネタばれ注意。 イニシエーション・ラブ …
アマゾンからメールが来ていた。 買い物をしたからだと放っておいたら、支払いの連絡メールだった。 カードで支払ったはずだがと思いながらメールを開くと、督促状だといったメールではなく、アマゾン側がこちらに支払いをしましたという連絡メールだった。 …
誘われたミスリーディングにまんまとはまってしまった。しかし、悪い気はしない。してやられたなあといったところ。「東西ミステリーベスト100」(文藝春秋、2012年)の「東=国内」編第93位。 【あらすじ】多発する幼女誘拐殺人事件の捜査は難航し…
ショートショート「お客様相談室」投稿しました。 クレームが多すぎて電話取るのが嫌になったっけ。 novel.daysneo.com
ショートショート「ツイてるね」投稿しました。 久しぶりの創作。 novel.daysneo.com
ホラーは表現者にとって非常に難しいジャンル。人によって恐怖を感じる対象は異なるからだ。私は虫は平気だが、苦手だ、恐怖を覚えるという人は結構多い。フォビアの域になるが、リンゴのような丸い果実に恐怖を覚える人もいるそうだ。ちなみに、幽霊、妖怪…
映画版を先に観て、主演のお二方(桃井かおり、岩下志麻、敬称略)の演技に釘付けになった。映画は「プラス松竹」チャンネルにて配信中とのこと、ぜひ、観ていただきたい。 原作は、松本清張による短編「疑惑」(旧題「昇る足音」)。なお、映画化にあたって…
約束は守れ 嘘はつくな 弱いものをいじめるな この3つができないのは「人で無し」だ。 「人であれ」。 人間は人間に生まれたからといって人間になれるわけではない。 「人になれ」。 踏ん張って、人間であろうと努力しろ。
「何かいる」――この気持ち悪い感覚をベースにミステリー風味で仕上げた学園ホラー。主人公「榊原恒一」の一人称で語られる。かなりのボリュームがあり、前半はホラー要素が強めで、後半はミステリー要素が強くなる。一粒で二度おいしい的な作品。 【あらすじ…
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い・気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い 上記パートを目にして気分が悪くなった方にはお勧めしない作品。ミミズだとかムカ…
若い頃はどんな内容の本でも読めた(偏読はひどかったにしろ)のに、年を取ると共にどうしても受け付けられない本というものが出来てしまった。 どんなに出来が悪かろうと、最後の1ページまでは読むが信条なのだが、最近は途中で投げ出す本が多くなってきて…
どうしても読み終えることのできない小説がある。 何度挑戦しても、途中で挫折してしまうのだ。 長いから、ではない。 学生時代、「ユリシーズ」と「失われた時を求めて」だけは読めないとぼやいていた教授がいたっけか。 ユリシーズ 文庫版 全4巻完結セット…
長い間、人間をやっているといろいろなことがある。 一寸先は闇、突然谷底に突き落とされたことも多々ある。 あまりにもそういう経験が多すぎて、何事もなく一日が過ごせるとほっとするようになった。そういう一日を重ねて一か月、一年と過ごせると、ありが…
ミステリーの次によく読むジャンルがSF、サイエンスフィクション。「星を継ぐもの」では、ミステリーとSFが同時に楽しめる。タイトルに「星」とある通り、宇宙を舞台とした作品。 本作品が発表された当時(1980年)に知られていた事実を下敷きに、謎解き…
新しい年をむかえ、また一つ、年を取った。 実際の誕生日は先ではあるが。 誕生日まで生きていられるという保証はないので、今のうちに年を取っておく。 病気ではないが、健康というわけでもない。病気でなくても、事件事故もろもろ、人生一寸先は闇、生はあ…